[39] 小動(こゆるぎ)岬


穏やかな日曜日です。毎年思うことですが、暑い夏は、あまり頭が働かず、考えることに余裕がない。けれど、秋になると、少しずつ頭の中の雲が晴れてくるようで、思考が働くようになる、と感じています。ま、その分、お腹もよく動き、“食欲”も増してきますが・・・。
私が通っていた鎌倉高校は湘南海岸にあり、江ノ電に乗って通っていました。その途中、江ノ島を過ぎて腰越を過ぎたところに「小動(こゆるぎ)」という名前の岬があります。なかなか、いいなまえでしょ、ねえ。

電車がガタンとカーブを曲がり
 窓いっぱいに 海がひろがったとき
 わたしの目のはじっこを
 スッとかすめる
毎日通う その途中
 いつもあなたは そこにある

電車がグンとレールを進み
 窓いっぱいに 黒の富士が
 そびえたつ時
 わたしの目のその先に
 ジッとたたずむ
毎日帰る その途中
 やはりあなたは そこにある

その名は こゆるぎ 小動岬

大波小波にゆすぶられ
 まよい ゆれる
 わたしの心を
 しっかりつかんで そこにいた

わたしはあなたに教えられ
 今 わたしの道を行く
 少しずつ 動く

<では、今日も練習、がんばんべえ!!>

[テノール高木です (2012/10/14 Sun 10:56) ]

[38] 一歩


台風がだんだんと遠ざかり、ようやく風がおさまってきました。静かになったところで、CDを聴いています。ストレスなく。ここのところ、CDプレーヤーの調子が悪く、ディスクをセットしてもなかなか検知してくれず、スムーズに聴くことができていませんでした。今日、雨の中、奮発して、新しいのを買ってきたというわけです。ばんざーーい!!。 何を聴いているかって? 木下牧子、混声合唱作品集のCDで、1曲目に「春に」がはっています。 

私は正しい?
 ああしたい こうしたい
 一歩踏み出すのは
 私がそうしたいと思うから
 でも
 それが正しい、と
 考えられるのは
 少しでも アナタのことを
 考えているから

私は正しい?
 わかっている わかってくれている
 それは 勝手に思うだけのこと
 でも
 わかってくれている、と
 思える私を
 信じられれば
 それでいい

<さあ、台風の後を追って、一歩前へ>

[テノール高木です (2012/09/30 Sun 21:06) ]

[37] 秋分


先週は週末にかけて、出張で、名古屋大学に行っていました。まだまだ暑いなあと思っていましたが、そこは秋分の日、朝方の雨の後、吹き抜ける風は、ようやく体をホッとさせるものでした。今は雨ですが、さわやかな秋晴れ、期待しています。

秋分の朝
 ぬれた路面
 吹きぬける風が
 体にやさしい

乳白の脳
 ボヤけていた網膜に
 澄んだ景色が
 像を結ぶ

秋の節分
 めざめる意識
 季節は進み
 歳が重なる

<では、本日も練習がんばりましょう!!>

[テノール高木です (2012/09/23 Sun 10:12) ]

[36] 静かな夏


今日は、安土の文芸セミナリヨで行われた、「あふみヴォーカルアンサンブル」の演奏会に行きました。少人数ですが、素敵なハーモニーにパイプオルガンとチェロも加わり、心地よい日曜の午後になりました。佐藤賢太郎さんの「季節のしおり」難しそうですが素敵な曲でした。
さて、32番の投稿に続く、夏の詩です。

走る 駆ける
 四角いコートに バッシュの音をひびかせて
笑い 唄う
 軽やかなリズムに エネルギーをのせて

鉛筆をにぎっていた手には 今
バスケットボール
果実のように
筋肉を身につけ
大きくなっていく 彼

左手には ドライバーズカード
心おどらせ エンジン音とともに
飛び出していく

気がつくと
彼女も今は 友の家

静かな
じっとした
夏の空気につつまれて
妻と二人

<次は、秋・・・>

[テノール高木です (2012/08/12 Sun 22:01) ]

[35] 虹


暑さ慣れしたこの頃、それでも冷たいものを飲みすぎると、お腹の調子が今一つになったりします。寝苦しい夜が明けるころ、そう、早朝は静かだし、ちょっとでもひんやりした感じがするし、心も体も、落ち着くように思います。
さて、ついこの間、8月1日、ちょっと雲がかかった朝でしたが、それでも晴れ。今日も元気に仕事へ向かおうと玄関を出たところでの出来事です。

8月1日 朝
 ドアを出て 青空の下へ
ふと 霧雨が頭にあたる
見上げると
くっきりと 虹がうかぶ
七色の向こうに
夏の雲が透ける

暑い一日の始まりの
一瞬の輝き
時間よ止まれ
 そう願った

<盛夏のころ、聖火のころ・・・>

[テノール高木です (2012/08/05 Sun 16:11) ]

[34] 冬の匂い


比較的涼しかった今朝。でも次第に晴れてきて、夏の日差しにあふれるようになりました。夕方、雲が流れ、さっと明るくなった時、ふと、蝉の鳴く声がきこえてきました。梅雨明けから1週間。今年初めての、夏の声でした。
さて、やっぱり暑いので、気分だけでも涼しくなるかも、と冬の詩です。

冬の匂い 雪の匂い を感じる
冬の匂い 雪の匂い を嗅ぐ
 冷たい匂い
 すみきった空気
 乾いた鼻に 水の匂いが届く

冬の音 雪の音 を感じる
冬の音 雪の音 を聴く
 静かな音
 はりつめた空気
 待ちわびる耳に
 水の振動が届く

<夏本番に向けて、体にはご注意を!>

[テノール高木です (2012/07/22 Sun 19:53) ]

[33] 雨が降る


この間、「ためしてがってん」で、目からの情報は一度脳を通るが、耳からの情報は直接運動神経に働くという内容を説明していました。リズムを耳から聴くと、跳び箱が飛べるようになったりするというものでした。なるほど、合唱の場合も、耳から入ってくる隣の人や他のパートの音を聴いて、合わせることが、合理的なのだ、と勝手に理解しました。じゃあ、指揮者の役割は?を現在考えているところです。どなたか、ご意見ありませんか?
さて、今日も一日雨でした。そぼ降る雨を窓から眺めながら・・・・

雨が降る
 天空の高みで結ばれた
 氷の粒
 弾力のある まんまるの
 しずくとなって
 真っすぐに 私のところに
 やってくる

雨を見る
 バルコニーの手すりに並んだ
 たくさんの 雨の粒
 時に上がる
 しぶきを背負って
 五線譜の上で
 32分音符を 奏でる

<明日は晴れカナ、曇りカナ>

[テノール高木です (2012/07/01 Sun 16:39) ]

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