[47] うたを塗る


日曜日から火曜日まで目黒にある東京工業大学に行きました。天気予報とにらめっこしながら、どんな服装で行こうかずいぶん迷いました。大岡山キャンパスの門をくぐるとなだらかな斜面に大きな桜の樹がたくさんあります。日に日に気温が上がり、数輪が一挙に見事な景色に変わりました。周辺の子供連れもたくさん来ていました。幸せを感じるひとときです。

まっしろなスケッチブックに
うたを塗る

素敵な色の うたを塗る
素敵な色に うたを塗る
明るい色の うたを塗る
明るい色に うたを塗る

やさしい形の うたを塗る
やさしい形に うたを塗る
うれしい形の うたを塗る
うれしい形に うたを塗る

あなたには 見えるだろうか
わたしのうたが
きみには 届くだろうか
わたしのうたが

次には もっと
もっと 大きなうたを描こう

<心優しくなれる時間に乾杯>

[テノール高木です (2013/03/20 Wed 13:28) ]

[46] きざし


前線の通過に伴い、風とともに冷たい雨が降っています。空も灰色で薄暗い感じです。そんな中でも、着実に春は進んでいます。

大きな窓
 冬の木々が絵画のよう
常緑の点描の前に
 葉の無い枝が
 茶色の線を 無数にひく
雲のすきまから
 うす陽がさしてきた
 ボンヤリと
 ピンクが浮かび上がる
 小さな
 黄緑の斑点が 
 光り出す
明るい春の
 かすかな きざしに
 フッと 息をはく

<春よこい!>

[テノール高木です (2013/03/10 Sun 15:08) ]

[45] 降り積もれ、堅くなれ雪


天気予報では、週の後半からは暖かくなると言っています。それにしても寒い冬だったし、多くの雪、とのニュースを耳にする毎日でした。降り積もった堅くしまった雪を台にして、さあ、春へジャンプ。(春・夏・秋に続く冬の詩です)

一面の白い雪
地面を覆う 白い雪
ふんわりただずむ 白い雪
2月
明るくなった 陽ざしが
黒い土に力を届け
生まれくる緑が
白いカーテンを消していく

しんしんと雪
何度も何度も 雪
クレープのように重なる 雪
今冬
降り積もった 白い雪が
あなたに エネルギーを伝える
堅くなった 白い雪が
あなたのジャンプを 後押しする

もっと
降り積もれ 雪 堅くなれ 雪

<さあ、飛び出そうぜ>

[テノール高木です (2013/03/03 Sun 18:14) ]

[44] わたしの湖・海


毎日、寒ーーーいですが、皆さん元気にお過ごしでしょうか。早くあったかくならないかな、とそればかりを願う今日この頃です。今、琵琶湖のそばに住んでいて、それこそふるさとの湖(うみ)という位置づけです。振り返って、今まで出会った“うみ”で印象に残っているのは、さてどこでしょう??

湖 海 あなたのうみはどこ?
 学生のとき 一人で出会った 
 カンデルシュティークの
 名も知らぬ 小さき湖
 ハニームーンのとき 二人で出会った
 アルプスを背景に
 キラキラ光る ボーデン湖
今は 家族や仲間と共にある
その名も マザーレイク びわ湖

湖 海 あなたのうみはどこ?
 東北で いとこと出会った
 千恵子がたたずむ
 秋の 十和田湖
 北海道で 友と出会った
 雲海のかなたの 
 夏の 摩周湖
でも やっぱり
 潮風をうけ 電車に揺られ
 終着駅は江の島
 それが わたしのうみ!!

<では、おやすみなさいませ>

[テノール高木です (2013/02/21 Thu 21:34) ]

[43] 車


木曜日は、ヴォーカルアンサンブル京都の演奏会(合間の田中伸昭さんのおしゃべりでリラックスできたので、演奏を集中して聴くことができました)、木曜日は大阪、土曜日は東京出張で、久々に忙しかったです。寒さも一段と強くなり、本当に冬の到来を感じました。で、冬にならないうちに、秋の詩を。

枯葉とともに 10年の友が去る
 初心者マークの セダン
 バギーのための ワゴン
 ワイワイとはじけた RV
共に大きくなった 赤い友よ
 お疲れさま

新顔は そう コンパクト
 ダウンサイジングというひびきが
 ちょっとさびしい
でも 
 近づくターニングポイント向けて
 静かな一歩を進めよう
 新しい友が奏でる
 静かな調べに 
 つつまれながら
新緑の候
 きっとアクセルを
 踏んでいるハズ

<では、また土曜日>

[テノール高木です (2012/12/09 Sun 18:00) ]

[42] めまい


音楽会、無事に全ステージ参加できて、みなさんに、そして自分の体にも感謝です。ステージ1週間前の土曜日は、まだ入院中。滋賀医大病院の窓からは対岸の大津方面が見えます。19時頃、花火が見えました。みんなの練習している風景が頭に浮かんでいました。歌いたい、でも、今年はだめかも・・・。「どこであげているんですかねえ」と看護師さんに尋ねたら、結構式場かも、という返事でした。真偽はいかに。

窓に映る花火
 一瞬 心ときめく
 でも私は白いベッドの上
火口近くに集う歌声が
 色鮮やかに咲く
 でも私はチューブと友だち

冬に向かう季節
 つきぬけるような青い空
 はげしく降りおろす冷たい雨
 しかし それらの一滴も
 通さない 透明なガラス

めまい
 かつてより あなたと共にある
 その病(やまい)
 その苦しみをわかちあえと
 神が命じたのか
 いま またひとつ あなたを知る
そう 
 私には あなたがいる
 私は あなたと共にある 

<さあ、また歌いましょう>

[テノール高木です (2012/11/28 Wed 13:17) ]

[41] ハーモニーにつつまれて


音楽会もあと2週間。雨の後は寒くなるとか。でも、今は目標に向かう途上。体の奥からエネルギーを発散し、寒さにも対抗できそう。譜読みも練習での演奏を頭に流しながら、あと2週間しか声をそろえて歌えない曲たちを最後までしっかり手をにぎっていたい。そんな気分です。

鼻からぬける息にのって
 言葉が流れ出す

ワタシを包みこみ
 旋律となった言葉は
 放射状に飛び出す

ワタシたちを包みこみ
 和音となった旋律は
 アナタに向かって走り出す

メロディーは 琴線をハジき
ハーモニーは 心の底をつきぬける

いつも
 声につつまれていたい
 歌につつまれていたい
 音楽につつまれていたい

そして
 みんなにつつまれていたい

<風邪、カゼ、飛んで行け 〜〜〜!>

[テノール高木です (2012/11/11 Sun 13:17) ]

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