[103] 夏


台風一過でさわやかに、とはならず、蒸し暑ーーーい感じ。冷たいものの飲みすぎで、ばてないように気をつけないといけません。さて・・・、

優しかった青葉が
 色を増し まぶしさに
 耐えている
エアコンの冷気が体になじむころ
心地よい影に身をおき
サングラスの向こうの
夏を眺める
赤や黄のキラキラ野菜たち
お腹の虫がグゥとなく

熱気の残る空に
 ドーンドーンと花火が上がる
一日のモヤモヤが
音とともに飛んでいき
 煙とともに散っていく
誰彼となくハレヤかな顔
誰彼となく空っぽな心
夏は 一夜一夜のくり返し
ぐっすり寝れば また元気

<おやすみなさい>

[テノール高木です (2015/07/19 Sun 22:34) ]

[93] 茶


うららかな一日でした。
気分も春・・。

お茶の葉は
 やさしく やわらか 緑色
 あまい 香りの 緑色
ほうじて 発酵 “茶”色になる
 キリッと しぶい “茶”色になる

まだ堅い茶の葉の波が
 青い空に映える
まだ濃い茶の緑が
 碧い海に映える

強くなった 光の中で
明るくなった 景色の中で
 土が お茶が 空が
 茶色が 緑色が 青色が
 におい立つ 



<では、また。>

[テノール高木です (2015/03/30 Mon 19:32) ]

[91] 梅


ダイヤ改正とともに春、と言いたいところですが、朝から雪まじりの雨で、いぜんとして寒いです。春を待ちわびて・・・。

紅(アカ)と白
細い枝に 小花が光る
梅の花咲く その枝は
墨で描いた 真っ直ぐな線

やわらかピンク
重なる枝に 重なる花びら
桜の花咲く その枝は
春鳥たちの 家のよう
かすみの春に 浮んでいる

<異動の季節、風邪などめしませぬよう>

[テノール高木です (2015/03/14 Sat 09:59) ]

[78] むかい風


まだ風も冷たいので、ジョギングの時むかい風だと、気分的に負けそうになったりします。そんな時、以下の詩を書いたのですが、その後、テレビで、映画「ジャッジ」(妻夫木さん主演)を見ていたら、その中で、「向かい風、振り向けば追い風(だったかな?)」というセリフがあり、ああ、と納得した次第です。

ピリッと冷たい 空気の中を
かきわけ 今日も 走り出す
むかい風 キビシク
体を傾け 前へ行く

Uターンで ホッと一息つくはずが
やっぱり 風が立ちむかう
よろけて 止まった 後ろから
風が 追いかけてくる

風に乗った その時は
きっと 風は感じない

むかい風は ワタシが 作るもの
追い風より 速く走った その証拠
喜んで 受けとめよう
そのむかい風

<ゆっくりでも一歩前進!!>

[テノール高木です (2015/03/04 Wed 22:19) ]

[77] 東へpart4


雨降って、寒いです。びわ湖毎日マラソンを走っているのを見ているだけで、寒いです。
滋賀県、北へ向かえば雪が残っていたり、結構天気の幅が広いなあと感じます。

川を渡ると 景色がかわり
白さが増して 冬になる
遠くの空は どんよりくもり
手前の地面は ポッと明るい

季節は冬 でも 光は春

新快速は 風切り走る
 はるか先まで のびる曲線
新快速は つんざき走る
 黒いレールを すべるよう

端(ハタ)にたたずむ機関車ひとつ
 静かにポツンとひとりきり
端にたたずむ機関車ひとつ
 前にも後にも レールはない
 白いフワフワ 雪の中

季節は冬 でも 光は春
 関を越えれば きっと春

<はやく、あったかくなあれ>

[テノール高木です (2015/03/01 Sun 14:54) ]

[67] 東へpart3


17日の山本さんのリサイタル、たくさんのお客さんに囲まれて、良かったですね。終わった時のホッとした顔が印象的でした。いつもの山本さんに戻ったみたいで・・・。あんな風に明るい声で、切ないメロディを歌えたら、と思います。
さて、昨日は朝一番で東京行き、名古屋も雪で、案の定、新幹線は、1時間半遅れとなりました。というわけで、「東へpart3」。

線路は続くよどこまでも
いつもの列車で口ずさむ
東へ向かう その途中
ふと くちびるに歌がでる

関を越えて その先に
向かうべき所は ある
野こえ山こえ 線路はつづく

ちょっと線路をのりかえて
新幹線にのりかえて
ちょっと急いで東へ向かう

白い伊吹をふりかえり
思い出す
線路が続いていることを
カゴシマまで続いていることを
北の大地へのびること
ニュースで知ったそのことを

夢は続くよどこまでも
線路の上をかけまわる!!

<[66]の[5]に対するreplyは誰からのものでしょう???>

[テノール高木です (2014/12/19 Fri 20:59) ]

[65] 音楽


音楽会、お疲れさまでした。年に一度の特別な空間。それなりのけだるさから、日常に戻りつつあります。
11月中旬に、弟子吉治郎の『湖猫、波を奔る』という本を読みました。びわ湖周辺の地殻の動きによって竹生島が沈む、という話で、その物語の底辺に、笛の音がながれている、というものです。その中で、「音楽ちゅうのは、地面を作ってくれ、食べものをくれ、仲の良い家族がいっしょに住め、子供が出き、笑って暮らせるようにしてくれた神様への、私たち人間にできる恩返しだから、・・・」というくだりがありました。音楽会前でもあり、妙に納得した次第です。そんな思いを。

歌の波は広がっていく
 軽やかに そして 静かに
しかし“歌うぞ”の意思は
 広がっていた波を集める
47人の声の波が
 一点に届いた時
それまで さまよっていた
 “聴くぞ”の意思が
 目標を定めて 向かってくる

2つの意思が結ばれて
歌のエネルギーが流れだす
 スムーズに そして 力強く
“歌うぞ”と“聴くぞ”をつなぐ
弦に生まれた振動は
やがて 共鳴し 天に届く

そして 私たちの感謝を 伝える

<また、新しい歌との出会いを楽しみましょう>

[テノール高木です (2014/12/11 Thu 22:21) ]

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