[53] 夢の世界


列車に揺られていると、安心して自分の、自分だけの世界に入っていける。そんな気がしています。それも、日本が安全だから?

遠くで動かない風景
心地よいリズム
ゴーッと床下のモーター音だけが耳に残る
この空間
ちょっと不思議
ノイズという壁に囲まれて
本の世界で旅をする

座っている人
立っている人
外を見ている人
寝ている人
それぞれの 時を 過ごす人たち
ねむりに集中できる
この空間
ちょっと不思議
たくさんの人という壁に囲まれて
夢の世界で旅をする

雨あがり
 雲の穴から 光の柱が おりてきた

<静かな、日曜の午後です>

[テノール高木です (2013/11/17 Sun 14:55) ]

[52] 水は天下のまわりもの


外はシャンシャン雨降りです。
気温は日に日に下がっていきますが、音楽会に向けてエネルギーが増していく。
といきたいところですが、少々風邪気味。
皆さんも、注意してください。

さて、今年は台風によるたくさんの雨が集中して降りました。そんな雨も、地球をぐるぐる回る“水”です。

水は天下のまわりもの
 まわっている?
 まわらされている?

彼方から届く 太陽のエネルギーで
動きはじめた 水たちは
地球をまわる 風にのり
はるかの空で 地上に降る
重さと共に 流れゆく

いや

自らの意思で 蒸発した水たちは
仲間を集め まわりだし
火照った街を 探しあて
一気に 大地へ つきすすむ

水は天下のまわりもの?

<明日、天気になーーれ>

[テノール高木です (2013/11/10 Sun 16:18) ]

[51] 夏の思い出


音楽会のチケットを送るべく、手紙を書いています。最近は年賀状も印刷。この案内だけが、宛名も含めて手書きです。相手の顔を思い浮かべながら、言葉を探しています。先週も今週も祝日があり、ゆっくり時間がとれてよかったですね。
外は、秋。

すかした窓から ひんやり空気
 少しめざめた 脳の奥に
 虫の歌が届く
 今、秋の明け方

体を起こし 一歩二歩
 ボリュームが上がる
 飛びこんでくる 大合唱に
 暑かった夏が
 かきけされる
 今、夏の夜の終わりかけ

もう少し 思い出にひたろう

<では、また>

[テノール高木です (2013/09/23 Mon 14:50) ]

[50] ほたる


先週から、電車もすいていて、学校が夏休みになったことを知らせてくれました。昔、子供がボーイスカウトの活動をしていたころ、夏のキャンプで、信州の高遠へいたことがあります。夜のキャンプファイヤが終わって、炎が落ちた瞬間、暗やみに、たくさんの蛍がじわっと明りを灯したことが今でも思い出されます。

『遠き山に日は落ちて
   星は空をちりばめん』
 キャンプファイヤの炎が静まり 
 最後の火の粉がはじけた
 一瞬の静寂の中に
 青白いあかりが浮き上がる
 白いあかりたちが
 深い黒の空間を
 尾を引きながら 飛びかう

 そこは 一時(イットキ)の夢の世界
 そこは 夏の夜(ヨ)の夢の世界

 風の音がよみがえり
 虫の声を感じたとき
 フーッと息を ゆっくりはきだす
 目を上げると 満天の星
 かすかな太陽の残光の中で
 じっとまたたく
『遠き山に日は落ちて
   星は空をちりばめん』

<普段の生活から、ちょっと離れた空間を感じるってとこでしょうか>

[テノール高木です (2013/07/28 Sun 11:48) ]

[49] 星に願いを


昨日今日と結構な雨で、ちょっと過ごしやすい感じです。先週までに垣根の剪定や片付けも終わっているので、庭もすっきり。去年から、窓に立てかけていている「よしず」を雨水が伝って落ちるのもなんだかいい雰囲気です。今日は曇りですが、星の詩を。

冬の夜空は
 漆黒を つきぬけるがごとく
 すみわたり
 遠く彼方の星たちは
 小さく 鋭く 輝いている

 光速で進む 未来の船が
 50億光年の昔を 目指している

夏の夜空は
 ほの明かく
 昼の空気を 漂わす
 伸ばした手先の 星たちは
 ボヤッと やさしく 燈ってる

 明日もそこで輝く星が
 私の願いを かなえてくれる

<良い、休日を>

[テノール高木です (2013/07/14 Sun 16:45) ]

[48] ひとり立ち


昨日は合唱祭お疲れさまでした。個人的には、Mさんが行っていたようにホールの響きに戸惑った感があってどうかなあと思っていましたが、審査員特別賞だそうで・・・。皆さんの曲に対する思いみたいなものが、少しずつでったとしてもそれが集まって、何がしか、ひとの心に伝わったということなのでしょう。次に向かってLet's Go。(以下、久しぶりの投稿です)

ついに小鳥は飛び立った
 強く地面をけり
 いっぱいに翼を広げて
 大空へ

空はつながっている
 太陽も月も
 同じものを見ている
 だけど
 視線をおとせば
 水平線ははるか彼方にあり
 君の町は見えない

距離の2乗に反比例して
 弱くなるエネルギー

心の均衡が失われている
 すみかは えさは
 そして 友は

5月に植えられた稲は 今
しっかりと立っている
根をはれ 思いきり伸びろ
と願う

私の心の波が静まって
空が晴れるころ
親鳥となって渡ってこい
同じ この空を駆けて

<では、また>

[テノール高木です (2013/06/17 Mon 19:38) ]

[47] うたを塗る


日曜日から火曜日まで目黒にある東京工業大学に行きました。天気予報とにらめっこしながら、どんな服装で行こうかずいぶん迷いました。大岡山キャンパスの門をくぐるとなだらかな斜面に大きな桜の樹がたくさんあります。日に日に気温が上がり、数輪が一挙に見事な景色に変わりました。周辺の子供連れもたくさん来ていました。幸せを感じるひとときです。

まっしろなスケッチブックに
うたを塗る

素敵な色の うたを塗る
素敵な色に うたを塗る
明るい色の うたを塗る
明るい色に うたを塗る

やさしい形の うたを塗る
やさしい形に うたを塗る
うれしい形の うたを塗る
うれしい形に うたを塗る

あなたには 見えるだろうか
わたしのうたが
きみには 届くだろうか
わたしのうたが

次には もっと
もっと 大きなうたを描こう

<心優しくなれる時間に乾杯>

[テノール高木です (2013/03/20 Wed 13:28) ]

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