[50] ほたる


先週から、電車もすいていて、学校が夏休みになったことを知らせてくれました。昔、子供がボーイスカウトの活動をしていたころ、夏のキャンプで、信州の高遠へいたことがあります。夜のキャンプファイヤが終わって、炎が落ちた瞬間、暗やみに、たくさんの蛍がじわっと明りを灯したことが今でも思い出されます。

『遠き山に日は落ちて
   星は空をちりばめん』
 キャンプファイヤの炎が静まり 
 最後の火の粉がはじけた
 一瞬の静寂の中に
 青白いあかりが浮き上がる
 白いあかりたちが
 深い黒の空間を
 尾を引きながら 飛びかう

 そこは 一時(イットキ)の夢の世界
 そこは 夏の夜(ヨ)の夢の世界

 風の音がよみがえり
 虫の声を感じたとき
 フーッと息を ゆっくりはきだす
 目を上げると 満天の星
 かすかな太陽の残光の中で
 じっとまたたく
『遠き山に日は落ちて
   星は空をちりばめん』

<普段の生活から、ちょっと離れた空間を感じるってとこでしょうか>

[テノール高木です (2013/07/28 Sun 11:48) ]

[49] 星に願いを


昨日今日と結構な雨で、ちょっと過ごしやすい感じです。先週までに垣根の剪定や片付けも終わっているので、庭もすっきり。去年から、窓に立てかけていている「よしず」を雨水が伝って落ちるのもなんだかいい雰囲気です。今日は曇りですが、星の詩を。

冬の夜空は
 漆黒を つきぬけるがごとく
 すみわたり
 遠く彼方の星たちは
 小さく 鋭く 輝いている

 光速で進む 未来の船が
 50億光年の昔を 目指している

夏の夜空は
 ほの明かく
 昼の空気を 漂わす
 伸ばした手先の 星たちは
 ボヤッと やさしく 燈ってる

 明日もそこで輝く星が
 私の願いを かなえてくれる

<良い、休日を>

[テノール高木です (2013/07/14 Sun 16:45) ]

[48] ひとり立ち


昨日は合唱祭お疲れさまでした。個人的には、Mさんが行っていたようにホールの響きに戸惑った感があってどうかなあと思っていましたが、審査員特別賞だそうで・・・。皆さんの曲に対する思いみたいなものが、少しずつでったとしてもそれが集まって、何がしか、ひとの心に伝わったということなのでしょう。次に向かってLet's Go。(以下、久しぶりの投稿です)

ついに小鳥は飛び立った
 強く地面をけり
 いっぱいに翼を広げて
 大空へ

空はつながっている
 太陽も月も
 同じものを見ている
 だけど
 視線をおとせば
 水平線ははるか彼方にあり
 君の町は見えない

距離の2乗に反比例して
 弱くなるエネルギー

心の均衡が失われている
 すみかは えさは
 そして 友は

5月に植えられた稲は 今
しっかりと立っている
根をはれ 思いきり伸びろ
と願う

私の心の波が静まって
空が晴れるころ
親鳥となって渡ってこい
同じ この空を駆けて

<では、また>

[テノール高木です (2013/06/17 Mon 19:38) ]

[47] うたを塗る


日曜日から火曜日まで目黒にある東京工業大学に行きました。天気予報とにらめっこしながら、どんな服装で行こうかずいぶん迷いました。大岡山キャンパスの門をくぐるとなだらかな斜面に大きな桜の樹がたくさんあります。日に日に気温が上がり、数輪が一挙に見事な景色に変わりました。周辺の子供連れもたくさん来ていました。幸せを感じるひとときです。

まっしろなスケッチブックに
うたを塗る

素敵な色の うたを塗る
素敵な色に うたを塗る
明るい色の うたを塗る
明るい色に うたを塗る

やさしい形の うたを塗る
やさしい形に うたを塗る
うれしい形の うたを塗る
うれしい形に うたを塗る

あなたには 見えるだろうか
わたしのうたが
きみには 届くだろうか
わたしのうたが

次には もっと
もっと 大きなうたを描こう

<心優しくなれる時間に乾杯>

[テノール高木です (2013/03/20 Wed 13:28) ]

[46] きざし


前線の通過に伴い、風とともに冷たい雨が降っています。空も灰色で薄暗い感じです。そんな中でも、着実に春は進んでいます。

大きな窓
 冬の木々が絵画のよう
常緑の点描の前に
 葉の無い枝が
 茶色の線を 無数にひく
雲のすきまから
 うす陽がさしてきた
 ボンヤリと
 ピンクが浮かび上がる
 小さな
 黄緑の斑点が 
 光り出す
明るい春の
 かすかな きざしに
 フッと 息をはく

<春よこい!>

[テノール高木です (2013/03/10 Sun 15:08) ]

[45] 降り積もれ、堅くなれ雪


天気予報では、週の後半からは暖かくなると言っています。それにしても寒い冬だったし、多くの雪、とのニュースを耳にする毎日でした。降り積もった堅くしまった雪を台にして、さあ、春へジャンプ。(春・夏・秋に続く冬の詩です)

一面の白い雪
地面を覆う 白い雪
ふんわりただずむ 白い雪
2月
明るくなった 陽ざしが
黒い土に力を届け
生まれくる緑が
白いカーテンを消していく

しんしんと雪
何度も何度も 雪
クレープのように重なる 雪
今冬
降り積もった 白い雪が
あなたに エネルギーを伝える
堅くなった 白い雪が
あなたのジャンプを 後押しする

もっと
降り積もれ 雪 堅くなれ 雪

<さあ、飛び出そうぜ>

[テノール高木です (2013/03/03 Sun 18:14) ]

[44] わたしの湖・海


毎日、寒ーーーいですが、皆さん元気にお過ごしでしょうか。早くあったかくならないかな、とそればかりを願う今日この頃です。今、琵琶湖のそばに住んでいて、それこそふるさとの湖(うみ)という位置づけです。振り返って、今まで出会った“うみ”で印象に残っているのは、さてどこでしょう??

湖 海 あなたのうみはどこ?
 学生のとき 一人で出会った 
 カンデルシュティークの
 名も知らぬ 小さき湖
 ハニームーンのとき 二人で出会った
 アルプスを背景に
 キラキラ光る ボーデン湖
今は 家族や仲間と共にある
その名も マザーレイク びわ湖

湖 海 あなたのうみはどこ?
 東北で いとこと出会った
 千恵子がたたずむ
 秋の 十和田湖
 北海道で 友と出会った
 雲海のかなたの 
 夏の 摩周湖
でも やっぱり
 潮風をうけ 電車に揺られ
 終着駅は江の島
 それが わたしのうみ!!

<では、おやすみなさいませ>

[テノール高木です (2013/02/21 Thu 21:34) ]

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